連絡手段の一つとして最も利用者が多いのは、「LINE」ですよね。スマホユーザーは、まずLINEは必ず使っているといって過言ではありません。
そんな中、最近ではガラケー人口も増えており、「ガラケーでもLINEは使えるの?」
と、ガラケーの連絡手段として、電話、メール、SMS(ショートメッセージ)、この3つの方法が一般的ですが、流行に乗り遅れないようにLINEを使いたいと思って当然だと思います。
まず、答えから言えば、ガラケーでもLINEを使うことができます。
ということで今回は、LINEが使えるガラケー機種の紹介と、ガラケーにLINEの設定する方法をご説明いたします。
1. LINEが使えるガラケーの機種とは?
LINEが使えるガラケーで、「ガラホ」という言葉を聞いたことがありませんか?
「ガラホ」とはイメージ通り、ガラケーとスマホを合わせた造語であり、見た目は折り畳み式の普通のガラケーですが、内部のOSにスマホと同じAndroidが搭載されているタイプの機種です。
つまり、通常のガラケーの操作感はそのままで、スマートフォンと同じサービスが利用できます。
このガラホなら、LINEの利用が可能となるのです。
そこで、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアで現在販売されているガラケーの機種をご紹介いたします。
ちなみに、キャリアでは「ガラホ」という名前ではなく、「ケータイ」で統一されています。
ドコモが取り扱うLINEが使えるケータイ
AQUOS(アクオス) ケータイ SH-01J
2016年10月に発売された機種になり、高速通信LTEでWi-Fiにも対応でき、インターネットが快適に利用できます。
さらに、LINEやPC同様の表示が可能なフルブラウザが搭載されています。
その他にも、上質な音声通話ができる「VoLTE」に対応、さらに、不審な電話に対しては、「代理応答」で相手が確認できるので安心です。
〈基本スペック〉
サイズ/重さ:約113(H)×約51(W)×約16.7(D)mm/約132g
ディスプレイ:約3.4インチQHD/TFT
バッテリー容量:1800mAh
LTE通信速度:受信時最大112.5Mbps、送信時最大37.5Mbps
P-smart ケータイ P-01J
2016年11月に発売された機種になり、LINEが使えるようになっており、コミュニケーションがこれまで以上に円滑になります。
パナソニック独自の「プレミアムトーク®」を搭載していることで、大きい音(約2.5倍)で、さらに自然な音で相手の声が聞き取りやすく、ボタンの文字がハッキリ見やすく押しやすく、画面表示の文字も大きいのでメールや電話が快適に操作できます。
〈基本スペック〉
サイズ/重さ:約113(H)×約51(W)×約16.9(D)mm/約132g
ディスプレイ:約3.4インチ フルワイドVGA/TFT
バッテリー容量:1800mAh
LTE通信速度:受信時最大112.5Mbps、送信時最大37.5Mbps
auが取り扱うLINEが使えるケータイ
AQUOS(アクオス) K SHF33
2016年7月から発売されている機種で、水まわりでも安心のキャップレス防水・防塵に対応し、耐衝撃性も優れているので、アウトドアなどでも快適に使えます。
「LINE」をダウンロードでき、リアルタイム通知URLの表示、スタンプの送受信も可能となり、ご家族や友人とのやりとりが、より楽しくスムーズに行えます。LINEアプリは、本体のLINEアイコンからダウンロードが可能です。
〈基本スペック〉
サイズ/重さ:約51 × 113 × 16.9mm/約130g
ディスプレイ:約3.4インチ TFT液晶
バッテリー容量:1410mAh
LTE通信速度:受信時最大150Mbps、送信時最大25Mbps
MARVERA(マーベラ) KYF35
2017年8月に新発売された機種で、1,700mAh大容量バッテリーと、安心の防水、防塵、耐衝撃性能に優れています。
キレイに撮れる約1,300万画素カメラと、歩数計やラジオなどの便利機能が搭載されています。
もちろん「LINE」にも対応でき、スタンプやメッセージのやりとりできるので家族や友人とのコミュニケーションが深まります。
〈基本スペック〉
サイズ/重さ:約51×113×17.2mm/約139g
ディスプレイ:約3.4インチFWVGA TFT液晶
バッテリー容量:1700mAh
LTE通信速度:受信時最大150Mbps、送信時最大25Mbps
ソフトバンクが取り扱うLINEが使えるケータイ
AQUOS(アクオス) ケータイ2
2016年10月から発売されている機種で、1800mAhのバッテリーを搭載し、1週間超えの電池持ちを実現しています。
キャップレス防水・防塵に、耐衝撃性能が加わって、カバンやポケットからうっかり落としてしまっても安心です。
LINEも簡単操作で使えるようになり、いつでも、どこでも通話やメッセージができます。
〈基本スペック〉
サイズ/重さ:約幅51×高さ113×厚さ16.7mm/約132g
ディスプレイ:約3.4インチ TFT液晶
バッテリー容量:1410mAh
LTE通信速度:受信時最大112.5Mbps、送信時最大37.5Mbps
DIGNO(ディグノ)® ケータイ
2016年2月から発売されている機種で、あらゆるシーンで安心して使える高耐久仕様になっています。
高音質通話 VoLTEを搭載し、従来の音声ではカットされていた高音域の音声成分を含むため、音がこもらずクリアで聞き取りやすい通話が可能です。
家族や友だちと楽しくつながる「LINE」も利用でき、メッセージのやり取りを会話のようにテンポよく楽しめます。
〈基本スペック〉
サイズ/重さ:約幅51×高さ114×厚さ17.9mm/約130g
ディスプレイ:約3.4インチ TFT液晶
バッテリー容量:1500mAh
LTE通信速度:非対応
このように、ドコモ、au、ソフトバンクにおいて、LINEが使えるのは勿論、その他の機能も以前よりは比べ物にならない機種が多く販売されています。
また、ケータイの料金プランが利用できるので、スマホよりも安い料金での利用が可能となります。
2. ガラケーにLINEを設定する方法
ガラケーでもLINEが使えるということは分かりましたが、実際に使うためには当然設定しなければなりません。
ガラケーでLINEを設定する方法は以下の手順になります。
手順➀ LINE公式HPにアクセスする
・パソコンをお持ちの方は、LINE公式HP(https://line.me/ja/download)にアクセスして、そこからQRコードをケータイのバーコードリーダーで読み取ってアクセスする
・ケータイから直接、『http://line.naver.jp/m/』のURLを打ち込んでサイトにアクセスする
と、どちらかの方法でアクセスします。
手順➁ ガラケーで空メールを送る
ガラケー専用登録画面(http://line.naver.jp/m/)で、「利用登録無料」をクリックし、そこから空メールを送ります。
手順➂ LINEから送信されたURLにアクセスする
自動でLINEからURLのついたメール返信されてくるので、そのURLにアクセスすると承認確認画面が表示されるので、そこで「はい」を選択します。
手順➃ LINEの名前を登録(任意でIDを登録)
最後に、名前と任意でIDを入力していきます。
「ID」は、好きな英数字を自分でつけられる「LINE用の電話番号」にあたります。このIDを相手に教えることによって、メッセージのやりとりが行えます。IDは、一度設定すると変更できないので、注意しておきましょう。
また、名前は後からでも変更できるので、気軽に付けられます。
以上の手順でLINEは利用できますが、ご使用のケータイによって、本体のLINEアイコンからダウンロードできるタイプの機種もありますので、設定の方法はキャリアのWebサイトや取扱説明書でご確認ください。
3. まとめ
会話感覚でメッセージのやり取りができることで人気のLINEですが、最近のガラケーでも利用できます。
ガラケーでは以下のようなLINEの通常機能は問題なく利用できるようです。
・メッセージ(スタンプ⋅絵文字⋅画像⋅連絡先を含む)の送受信
・プロフィールの設定
・友だち追加・削除
・グループ設定
しかし、スマホの様にディスプレイは小さくなるので、多少の使いづらさは感じることがありますが、慣れれば問題ないと思いますよ。